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其の壱.

5、6年前の11月だったと思います。

平磯海釣り公園にカレイ狙いで釣行した時のことです。

当日、開園30分後に到着。

4番から東はカレイ狙いでビッシリ。

ダメモトで4番テント付近に近づくと・・・

いつもの4番の住民さん達が入っておられ、少しずつ私のスペースを空けていただきました。

ほんと、ありがたいことです。

満潮8時頃、西流れから東流れに変わる潮止まりが9時半頃だったと記憶しております。

ここで知り合ったカレイ大好きなO君は、珍しくテント西側で頑張ってはります。

O君「根掛りばかりで釣りになりません。」とのこと。

4番テント前から西側一帯は大きなシモリがあり、そのシモリの東側一帯がカレイの好ポイントになってます。

うまくシモリ周りで止まればgood、入ってしまうと万事休す、仕掛けは戻ってきません。

しかしO君、潮が緩んできたと見るや否や手持ちの竿でスローな引き釣り始めてます。

少々の仕掛けのロストはお構いなし、果敢に攻めまくります。

この引き釣りこそが、いつものO君スタイルなんですね。

「カレイはスローな引き釣りです。」って豪語しはります。

で、結果29~42センチ計5枚、わずか数十分の潮止まりでの出来事でございました。

この付近でカレイを確認できたのは見渡す限り1枚のみ。

周りの人は、みなポカーンとO君の釣れっぷりを見てはりましたね。

えっ、私ですか?

お隣、数メートル横で3本投げてたんですが・・・Oボーでございます。

何か???

エサもまたマニアックです。

始めて見ましたが、塩青イソメで“えっ~そこまですんの~”ちゅうくらい聞いたことのない手間かけてはります。

確かにカレイは誘いを掛けた直後に飛びついてくることよくあります。

O君の引き釣りは偶然ではなく、カレイにとって必然なのかも知れませんね。

頭が下がります。

帰り際は、丁寧に一枚一枚ゴリゴリ神経締めしてクーラーへ。

ほんま、かっこええカレイ釣り師です。

PS・・・私も彼を見習い、ユムシの引き釣りなんぞを実践中でござる。
ユムシは絶対動かした方がええと思うんやが・・・。
ただ、しんどいわ。

 
其の弐.

8~10年くらい前の12月だったと記憶してます。

当時、会社の仲間とカレイシーズンになると、何度か通いつめた淡路・由良の新川口波止でのことです。

当日は北西の季節風吹き荒れてまして、漁港の外側(北向き)に投げるのが非常に困難な状況でした。

それでも我々一行は、飛ばない鉛をフルスイングで北側に向けて投げ込んでました。

午前7時前くらいだったでしょうか。

投げ竿2本抱えて地元のおじいちゃんが、私達のいる先端付近まで来られ「おはようさん。後ろ(港内向き)でちょっと投げさせてもらうわな~。」って声掛けられます。

私たちは悪戦苦闘しながら、全て外側で竿出していましたので「どうぞ。どうぞ。お気遣いはしないで下さい。」ってなもんです。

このおじいちゃん、1時間もしないうちに44マコを上げ、そして数分後にも42マコを上げはります。

えっえ~、マジで~ってみな顔見合わせます。

(実は仲間内で由良通いが始まったキッカケは、コレを目の当たりにしたからなのです。)

2枚目釣り上げ暫くした後に「もう時合は終わったかのぅ。風も強いし、年寄りふたりやからこれで充分じゃ。」とか言いながら片付けてはります。

なんでも地元の漁師さんに知り合いが多く、潜られてる方(ナマコかな)から港内外のシモリや藻場の状況聞いているとのこと。

ポイントを指差しながら、「産卵時のカレイはのぅ、ココとココに付くんじゃ。」と丁寧にご教示いただきました。

2時間弱でザブ2枚釣って、さっそうと釣り場を後にされるそのお後ろ姿は、やっぱかっこええカレイ釣り師でしょう。

で、その後、浅ましき私たちは・・・

竿10数本が港内の同ポイントに集中したのは言うまでもありません。

 
其の参.

これはね、たぶん25年くらい前のことです。

当時、よく通ってた和歌山・住金裏での出来事です。

ここはご存知の方も多いと思いますが、大型のカレイポイントとして有名でございました。

しかし・・・沖向き一帯のテトラが大きく隙間が広いので、慣れてないと非常に危険です。

ここはカレイ釣れ出しが遅く、年明けからの釣行が多かったので、たぶん時期的にはその頃だと思います。

3人での釣行でしたが、私に尺マコ1枚釣れたのみで退屈な日でした。

当時の私たちは20代。

テトラも恐れずポンポンポンと波打ち際まで出て仕掛けを回収してましたが、お隣のおいやんはかなり酔ってるのかテトラの上をヨタヨタしてはります。

あれ、大丈夫かいな~って、先輩はずっと見てたようです。

暫くした時、おおっ~~~っと言う先輩の声が聞こえます。

私も何があったのかも分からず先輩に近寄ると・・・

“きっ消えた!あのおいやん、テトラの下に消えた!”

って言うので、恐る恐る3人でその現場へ・・・。

テトラの隙間を覗くと、3メートルいや4メートルくらい下でウーウーと唸ってますやん。

こら大変や~“大丈夫ですか?”って声掛けると・・・

竿、竿上げてくれ~って言いながら這い上がってこられましたわ。

頭や手はすり傷だらけ、足は捻挫したみたいで、ジャンバーは真っ赤に染まってます。

普通ならここで帰るでしょう。

しかしその後、このおいやんはヨタヨタしながらも、良型カレイ2枚釣ってビール飲み意気揚々ですわ。

カレイ釣れるたびに、こっち向いてニヤリ。

こちらはお先に帰ったけど・・・。

日没まで頑張るって言ってたおいやん、ちゃんと家に帰れたんやろか~。

頭は血だらけやったんやけど・・・。

ある意味、ガッツあるかっこええカレイ釣り師でしょう。

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2012.10.18 Thu l 思ひ出 l コメント (4) トラックバック (1) l top